新米の収穫真っ盛りの毎日
2023年9月に突入し、日吉高原で育った新米の収穫で大忙しです。これぞ農繫期!と言わんばかりに農場やライスセンターはバタバタとしています。
我々はバタバタとしておりますが、田んぼの稲は今年も同じように美しい黄金色の稲穂を付け、首(こうべ)を垂れています。
田んぼの場所によって、まだ青い稲もあります。
ちょうど今の時期こそ、そのグラデーションが綺麗にみえるかと思いますね。
異常気象と呼ばれた2023年ですが、今年も良い新米が育っています。
日吉町に流れる穏やかな河川。
とても静かで水と空気の綺麗な場所で、日吉高原がんばろ米は育てられています。
新米の購入ご予約受付中です!
今年もまた風変わりな写真でアピールしておりますが、新米の予約受付を行っております。
- 電話: 0572-69-2816 (平日9時~17時頃まで)
- FAX: 0572-64-2620(24時間受付)
- メール: hiyoshieinou@gmail.com(24時間受付)
毎年売れ行きの早いお米がミルキークイーン玄米。
モチモチ感があり、ほんのり甘みがあってご飯だけで美味しく頂けます。特に女性に人気です。
お早めにご注文いただけますと幸いです。
ライスセンターの様子をお届けします。
今回は、毎年ぼくたちが8月下旬~10月中旬まで入り浸っている日吉町のライスセンターの様子をお届けしたいと思います。
JAとうと日吉ライスセンターは、収穫されたお米を選別、乾燥、調製を行う施設。
鉄骨構造で床面積は590平方メートルと大きな建物です。
お隣の建物はJAとうとさんのライスセンター。
秋の収穫時期は、お互いにバタバタと忙しそうにしています。
そんな忙しい日吉ライスセンターの施設内は、大きな設備が立ち並ぶハイテック・ファクトリー!
すでに袋詰めされた新米が両脇に積まれていますが、この米袋が館内に溢れかえるほど積み上げられます。
そして、その勢いは屋外の駐車場まで圧迫するほど。
それだけ大量に収穫を行い、調製されて出荷されていることが分かります。
設備に関しても大型で自動化に対応したものを導入。
ただの営農組合ではないことの証明でもあります。
我々、農事組合法人が、日吉営農組合ではなく、日吉【機械化】営農組合であることは、真にこうした自動化、機械化を推し進めている農業従事者であること。そして、順次IT導入も視野にいれております。
若者たちが前線でがんばれる職場。
昨今の若い方への農業ブームもあってか、ここ1.2年で30代の新人スタッフの入社を迎えることが出来ています。
今後の日本の農業を担うのは、紛れもなく若者。
ほとんどが異業種からの転職ですが、こうして食の安全や日本の主食である米について関心も持ってくださる方が多くなり、本当に有難いことだと思っています。
そして、未経験でありながらも真剣に取り組んでくださっている姿も、ベテランスタッフの良い刺激になっているはず。
重たい米袋を何回も積み上げるのは大変。
まだまだ先の長い皆さんの腰を痛めてはいけません。パワードスーツの購入も検討しようかと思うほど。
一定数に積まれた米袋をリフトで持ち上げます。
慎重に慎重に。
まだまだ米袋は増える一方です。
さて屋外では、何やらバケットに文字を書かれています。
このようにバケットには、お米がいっぱい。
玄米の状態ではなく、殻の付いた状態ですね。
こちらのお米は、収穫されて間もないもの。
どこの田んぼで獲れた、どんなお米なのかを記しています。
バケットのお米は、粗選機に投入され、余計なゴミなどをきれいに除去します。
そして、室内ではその様子をシステムを用いてモニタリング。
あまり見る機会がないかと思われますが、こんな画面で確認できます。
そして室内では、このライスセンターの設備の主操作盤も見られます。
先輩から後輩へ籾摺りのレクチャ。
今日は、ベテランの先輩から後輩へ籾摺り(もみすり)のレクチャを行います。
まずはやってみせて、教える。
いきなり口で説明して「はい、やってみて」ではなく、まずは自らが手本を見せる。
その上で、一緒にやって、見て、後に一人でやらせる。
巨大な機械を操作することもありますし、安全面においても慎重に扱う必要もあります。
初めて籾摺り機を操作するとのこと。
説明にも熱が入りますが、それを受ける側も真剣です。
中には高い場所へ登って操作を行う機械もあります。
実際に籾摺りを行ったお米をチェックします。
収穫の秋は、大忙し。
ベテランスタッフの原さん。
新人や若手へのアドバイスやフォローも合わさり、ライスセンターや農場は大変忙しくしています。
それも一重に、美味しいお米を世の中へ流通させるため。
まだまだ忙しい日々は続きますが、今回はそんな様子を見て頂きたくブログに掲載してみました。