岐阜県が開発した42年ぶりの新酒米「酔むすび」
いつもお世話になっております。日吉機械化営農組合の板橋です。
弊社と岐阜県の農政課が6年の歳月をかけて栽培し、令和6年産米の酔むすびを東濃5市の担い手が中心になり栽培し、岐阜県内東濃の9蔵が新酒として仕込み、今回の新酒お披露目会に出席して参りました。
僭越ながら、私は酔むすびの新酒米による産地づくり研究会員会長を務めさせていただいており、この度お披露目会にて鏡開きを行わせていただきました。
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「酔(よい)むすび」とは
岐阜県東濃地方の酒蔵が集まり「地域のオリジナルブランドとなる酒をつくりたい」という要望から研究開発された新酒米です。
JR岐阜駅直結のアクティブGには、このように豪華なセットが組まれ、多くのメディアや酒ファン、関係者で賑わっていました。
今日この日に向けて、各酒蔵が新酒を販売開始!
その新酒をいち早く試飲できるという事で、私も楽しみにしておりました。
現地では、研究開発にお世話になった方々にもお会いできました。
岐阜県酒造組合組合長の中島さん。
大吟醸酒向きの酒米
酔むすびは、ひだほまれに比べて標高の低い地域でも栽培しやすく、心白が小さく精米時に割れにくい為、酒造りの過程で米を多く削る必要があります。
偶然にも、3年前に撮影された私のインタビュー映像が映っていました。
2月も終わり際。
各地の酒蔵では蔵開きが行われる今日この頃。春も近い、そう感じられます。
酔むすびに関する研究資料のパネル展などもありました。
鏡開きには、大勢のカメラマンが集まりました。
新たに就任された岐阜県知事の江崎 禎英(えさき よしひで)氏も同席されました。
せーの
よいしょー!
瑞浪市の県議、小川祐輝さんも。
全9蔵、全ての新酒を試飲させていただきましたが、驚くことに、どの蔵もまるで同じものと無い味わい!
普段から弊社の酒米をご利用いただいております恵那醸造さん。
それぞれの酒蔵に特徴があり、酒造りに対するこだわりを感じられます。
普段より仲良くさせていただいている瑞浪市の若葉さん。
同じく瑞浪市の中島醸造さん。
実際に、酔むすびを使っていただいた感想などのフィードバックも直に頂く事ができて参考になりました。
お隣、土岐市の千古乃岩酒造さん。
多治見市の三千盛さん。
「酔むすび」という名前は、人と人が結びつくきっかけになればと願って命名されました。
これから次第に暖かい気候となり、花々が咲きますね。
お花見にも、ぜひ「酔むすび」を使った日本酒をご堪能いただきたいですね。
JR岐阜駅アクティブG内にある「ギフツプレミアム」では先行して販売開始されています。
順次、各蔵元の蔵開きや販売店などにも出回るのではないでしょうか。
ぜひ、よろしくお願いいたします。
ついでに岐阜観光も!
学生時代を駆け抜けた岐阜市。実は岐阜城まで来るのは初めてだったりします。
金華山ロープウェイからは懐かしき景色。
学生時代とは、だいぶ変わった場所も多く、これからの岐阜市の変遷を楽しみにしたいですね。