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農業用ドローンを導入して農薬散布は便利ですが慎重です。そして、もうすぐ日吉高原の稲刈りがはじまります。

8月がもうすぐ終わります。

こんにちは、日吉機械化営農組合の原です。早いもので8月も終わりを迎えようとしています。

このお盆期間中は梅雨に戻ったかのような雨降りが続いていましたが、ここ最近は再び真夏の暑さが戻ってきました。

ここは瑞浪市にある、ぼくたちが管理させて頂いている田んぼ。5月に田植えした稲がどんどんと成長してきています。

こうべを垂れているいる稲穂もあれば・・・

まだまだ直立に近い稲穂のエリアもあります。

稲が健康に育ってくれるのは、ここ瑞浪市の綺麗な水のおかげ。ぼくたちは農業を通じて、食の安全だけでなく、自然の安全も同時に守って行かなければいけない存在なんだと思います。

 

まるで緑色の絵具を乗せたパレット

撮影用ドローンを使って上空から見下ろすとこんな感じ。まるで緑色や黄色の絵具を乗せたパレットのようですね。それぞれの区画に色の違いがあるのが分かります。

10月、11月へと月日が経つにつれて、この田園も黄金色に移り変わって行きますので、この道の近くを車で走っていると綺麗な田園風景が楽しめますよ。

生育状況によって収穫のスケジュールが決まっていきます。この様子だと、早い所で8月末には収穫が出来るところもあるかもしれません。

 

農業用ドローンを導入しました!

さて、この夏より兼ねてから待ち望んでいた農業用ドローンを導入しました!

ぼくたちは、農事組合法人 日吉機械化営農組合です。

そうです!機械化を推進して行く組織なんです。温故知新の精神をもって、従来の農業手法にこだわりすぎず、こうした最先端の技術もどんどんと取り入れ実証していきます。

この農業用ドローンは、主に農薬散布を目的とした4枚羽のクワッドコプター型。2人体制で運用し、一人がコントローラーを操作、もう一人が田んぼの端に立ちインカムで指示を行います。

一般的な撮影用ドローンよりも2周り以上も大きな機体。回転するプロペラに指や腕が触れてしまえば大きなケガに繋がります。お互いに存在を視認しやすい蛍光色のベストを着用し、ヘッドセット、ゴーグルなど、ハイテクをいかにも駆使したスタイルで行います。

農薬補給、バッテリー装着、機体とコントローラーの動作チェック・・・農薬散布の作業だけでなく、パートナーとの意思疎通、天候や近隣周辺への配慮も必要。

従来の方法と比べて圧倒的に農薬散布が便利で効率的になりますが、また違った神経を使いますので、これはこれで大変です。それに慣れて来た時が危険!です。気を引き締めて取り組んでいます。

チェック完了。いざ田んぼに突入します。

田んぼ上空を飛行する農業用ドローン。飛行音も決して小さくはありません。

ちょっと分かりににくいですが、農薬が散布されているのが見えますでしょうか?

ちょっと拡大。

ここです、ここ。このパイプノズルから農薬が散布されています。

 

動画による農薬散布の様子


まだまだこれから黄金色に移り変わる田んぼ。9月から収穫ができる部分もあります。

 

美味しいお米を皆さんへ!

昨年、ぼくが作ったお米「ミルキークイーン」が国際コンクールで金賞を受賞しました。本当に嬉しかったです!

今年もここ岐阜県瑞浪市産の、ぼくたちが作った美味しいお米「日吉高原がんばろ米」を皆さんに食べて頂きたい。

 

来月より稲刈りがはじまります。

いよいよ来月より稲刈りがはじまります。

まだまだ残暑が厳しいですがお互いに「がんばろまーい!」の声を掛け合って、美味しいお米づくりに取り組んで参りますので、皆さんぜひご期待くださいませ。ネット通販サイト https://hiyosikogen.stores.jp/ からも新米が収穫されましたら販売可能になります。

写真左:愛知さん 写真右:原(ぼく)です。