2月は梅が咲いて酒が飲めるぞ~♪
こんにちは、日吉機械化営農組合 板橋です。
ここの所、気温がぐんぐん上がりまるで春を追い越そうとしています。
そんな小春日の本日は、瑞浪市土岐町にある老舗酒蔵「若葉」さんの蔵開き会に立ち寄って参りました。
事前予約制で、開催時刻は11時~15時まで。
JR瑞浪駅から少し歩きますが、温かく風も無い日に恵まれ周辺の散策にもぴったりだったかもしれませんね。
酒蔵の受付でチェックインを済ませ、試飲用のお猪口を受け取ります。
入り口のショーケースに並べられた若葉さんの日本酒の数々。
どの日本酒も素晴らしく美味しいのですが、何と言ってもお気に入りは「槽口~ふなくち~」。
今期150本限定の日本酒ですので、流通に乗る前のこうしたタイミングで入手するのが間違いありません。
その他、若葉さんの蔵ではアコースティックライブなども開催されていらっしゃいます。
奥へと進み、試飲会の会場へと進むと・・・
終了時刻1時間前と言うのに、大賑わい!
ほとんどの来場者が ”いい感じ” に出来上がっちゃってましたね。
約10種以上の日本酒を吞み比べ
それもそのはず、この日は新酒や直詰の日本酒を含む約10種類が呑み比べできる日なのです。
この日でなければ入手の難しい日本酒もあり、多くのファンが来場されていました。
県外から来られている方や、海外の方、和装の方など、その盛況ぶりに若葉さんの注目度を感じます。
当社から酒米を供給させていただいています。
手前味噌で恐縮ですが、実は若葉さんの日本酒に使われている酒米は弊社のお米を使って頂いています。
ここよーく見てください。
”地元瑞浪市の日吉町で栽培されたハツシモとひだほまれを使用して醸した純米酒” と記載いただいてます。
そんな、今年の新酒を流通前にいただきます!
見た目善し、香り善し!
味わい善し、喉越し善し!
文句なしに
ウマイ!
うまい酒を飲むと、自然と笑顔になりますね。
会場一帯、皆さん笑顔で楽しく賑やかでした。
またこんな日が戻ってきてくれて有難う。
十四代目 当主となる「伊藤 郁太朗」氏にもお会いできました。
土岐川と小里川が流れる瑞浪市土岐町は、かつて多くの酒蔵があったそうですが、今はほとんどなくなってしまっています。
これから若い力でも日本酒造りを盛り上げていきたい、先祖代々の心意気と味を後世に残し紡いでいく姿にも感銘を受けました。
そして試飲のと言う名の酒盛りは止むところを知らない。
全種類の日本酒を試飲しましたね。
なんて言っていましたら、限定の純米プレミアム酒「槽口」まで開けちゃった・・・
うわぁ~いいんですか?なんて言いながらも、しっかり試飲させていただきます。
他にも、手詰め限定酒「大いばり」やしぼりたて生酒の試飲も。
会場はこの酒蔵だけでなく、奥にも見学ができるエリアがあります。
こちらの戸、低くて狭いのは日本酒造りに重要な麹菌を守るため。
奥には、ご覧の通り酒樽が並んでいます。
許可をいただき撮影。
丁度、直詰の最中でしたので見学をさせていただきました。
会場内では、試飲の他、実際にお買い求めいただける物販コーナーもあり。
昔のような木の樽ではありませんが、それでも十分に歴史を重ねてきた酒樽。
終了時刻の3時になろうとも、熱気冷めやらぬ状態。
そんな中、ひっきり無しに声を掛けられる、若葉醸造株式会社の代表取締役社長 伊藤 勝介氏を発見。
伊藤氏の人柄や日本酒造りに対する熱い想い。
実は、日吉機械化営農組合の先代(私の父ですが)の頃からお世話になっています。
名古屋からお越しされたインフルエンサーの方にもお会いしました。
会場脇にはテーブル席もあり、わいわいツマミを頬張りながら日本酒を舌鼓。
簡単な飲食ブースもありました。
酒粕、酒麹を使った加工品の販売も。
美味しい水・蔵・そして米
私が酒米を栽培し若葉さんに供給していることを話すと、来場された皆さんに「良い酒米を有難う」と激励いただきました。
美味しい日本酒造りには、水、蔵、そして米。
どれを欠いても良い物はできません。
食とは、酒とは。
皆さんのほろ酔い笑顔を眺めながら、我々の存在価値を再認識しました
若葉醸造株式会社 公式サイト
https://wakaba-sake.com
別件となりますが、このようなイベントも3月に開催されます。
ぜひお立ち寄りください。