八十八夜を経て、田植えの最盛期!
こんにちは、日吉機械化営農組合 組合長の板橋です。
今日は、岐阜県土岐市土岐津町にある結婚式場アンジェミエル隣接のカフェレストラン「Kitchen TOoKI」シェフで料理長の加藤さんにお越しいただきました。
実は、Kitchen TOoKIさんにおいても今年から弊社ミルキークィーン米をご使用いただいております。
キッチントーキさんの公式サイト
https://tooki.jp/
「非常に美味しくって食べ過ぎてしまいます」とご好評をいただくと同時に、実際にどのようにしてお米が栽培されているのかを見学したいとのこと、朝早くよりお越しくださいました。
「あまりにも楽しみ過ぎて、昨晩あまり眠れませんでした」と加藤シェフ。
”一度田植えを見てみたかった”
加藤シェフの出身も、お米作りが盛んな地だったとのこと。
しかしながら、実際には田んぼのことも、お米農家のことも詳しく知ることなく料理の世界に踏み込んできた為、ずいぶんと前からこうした機会を探していらっしゃったとか。
苗を積んだトラクターを見て「かっけぇ」と感激のご様子。
普段われわれが日常的に行っているこうした作業も、見る人からみたらとても興味深く楽しいもののように映るんですね。
そんな様子を見て、苗のセッティング体験からスタート。
「ぜひ、やらせてください!」と非常に前向きな加藤シェフ。
コツさえ掴めば簡単な作業ですが、やはりその重量に驚かれていました。
苗箱の構造を理解していないと難しい部分も、やはり経験として記憶に残ります。
これまでに、こんなに爽やかな田植えを行った日はあっただろうか・・・否、ないであろう。
この写真は求人広告にぴったりである・・・
「苗を手で植えてみたい」
現代において苗を一本一本手で植えるお米農家さんは、ほとんどいません。
あるとしたら、古代を追体験するかのような農業イベントくらいなもの。
しかし、機械を使わずに田植えをすると、どれくらい大変なのか知りたいと自ら中へ。
「だいたいこんな感じで植えて行くんですよ」とレクチャーを行いますが実際にスタッフの中でも手で一本一本田植えをする人は誰もいません。
「何事も経験」それが加藤シェフのモットー。
実際に一本一本苗を手で植えて行く感覚に、感動の声が山に響き渡ります。
「この感覚を忘れてはいけないんだろうな」
作られた食材が、どのような場所で、どのような人たちが、どのような気持ちで作っているのかを知ることは料理人として知る必要がある。
そして、こんなに大変なことを経て、お米が作られていたという古の記憶も忘れてはいけないんだ。
しかし、これはキツイ!
ほとんど筋トレですよ!
っと言いながらも、自然豊かな日吉高原にて田植えが出来たことを喜んでいただけました。
農家ではなく、料理人という立場から見た田植え。
でも、田植え体験ははじまったばかりです。
だから私は
がんばろ米 。
広告に使わせていただきたいほどの、素敵な写真が撮れました。
トラクターに試乗する様子はまるで童心に帰ったかのよう。
日吉機械化営農組合 原さんの同乗のもと、トラクターで田んぼに入ります。
まるでアトラクションを楽しむかのような雰囲気ですが、こうした要素が今の若い方の農業の魅力に映っているのかもしれませんね。
都会にないものが、田舎にはある。
回りは新緑と田のみ。
トラクターのエンジン音が周囲に響きわたり、これこそが農村景観なんだと実感しますね。
やはり文明の利器。
一反の田んぼをトラクターで植え終わって、お聞きした感想は「やっぱり機械だと便利ですね」とのこと。
さすがに、この田植えを手で一本一本行っていたら日が暮れてしまいます。
そうした意味でも、我々も文明の利器の素晴らしさを再認識しました。
所変わって、にんにくの芽畑へ。
同じく日吉町。
この日は、同時進行でにんにくの芽の収穫も行っていました。
奥の方には、スタッフが作業を行っています。
ほんの小一時間の農業体験でしたが、得られた感覚は豊富にあったとのご様子。
ご本人の要望にて、収穫したばかりのにんにくの芽を味わっていただきました。
・・・あれ?甘い?
うわ!辛ぇ!
そんなお決まりのギャグもいただき、今回の農業体験は終了です。
次回、秋の収穫時には、収穫したての新米を召し上がっていただこうと思っています。